爆激!マシナロイド!(笑)
爆激!マシナロイド!というアニメをご存知だろうか。テレビ東京系列で1992年9月~12月の水曜夕方18時55分から30分間放送されていたアニメだ。1話のエピソードは以下の通りである。
船常小学校6年生の爆激リョウタはいつものようにクラスメイトの千郷ハヤトと裏山で遊んでいた。先日、ハヤトが目撃したというツチノコを探している最中に2人は2つの光る電池を発見する。珍しいものを見つけた2人はそれぞれ家に持ってかえることにした。その夜、リョウタは夢の中で、赤く輝く鷹型のロボットから機械の国・マシナリウスの危機を告げられる。その時ハヤトもまた夢の中で、青く輝く虎型のロボットから危機を告げられていたのだ。翌日2人が登校すると、学校が壊滅状態になっていた。その時、2人の目の前に夢で見た例の赤と青のロボットが現れる。
「時間がないんだ。急いでくれ!」
2体のロボットはそれぞれイーグレアス、タイガリオルと名乗り、図書室へ向かう。どうやら船常小学校の3階の図書室とマシナリウスの中央蔵書省とが残虐殲滅軍の次元消滅波の影響で一時的に接しているらしい。2体に連れられ、2人は機械の国に突入してしまう。
機械の国にワープした2人は巨大なイノシシ型のロボットに落下してしまい、追い回されてしまう。逃げるも虚しく角に追い詰められた時、2人の腕が光を纏う。
「願え。戦え。弱きものよ。生命の輝きを。そして神の使いが光をもたらさんことを。」
2人を光が包んだ時、イーグレアス、タイガリオルの2体が現れ圧倒的な力でイノシシを吹き飛ばした。
「お前たちはこれから、俺達の座標だ。残虐殲滅軍には座標は無い。そこを叩くんだ。」
「よくわからないが、お前たちってスッゲー強いんだな!」
「ありがとう。助かったよ。でも、その残虐なんとかっていうヤツってなんだい?」
「俺らの敵でお前らの敵だ。時間がないんだ。君たちの未来のためにも。戦ってくれるかい?」
「全く分からん。が、助けてもらったし、今度は俺達が恩返しする番だな!」
「おい、リョウタ!勝手に首突っ込むなよ!」
「キャーーーーーーー」
「悲鳴?…っておい!あれミナミじゃねぇか!」
「なんでアイツが?しかもなんかキモい虫に捕まってないか?」
「いや、あれは虫なんかじゃない、キモキモうんちおばさんの思念体だ。」
以上が1話である。
OPはwonder jokerの「ドキドキ!?エレクトリックばーすとっ?」EDはリョウタ&ハヤトの「夢見がちな潜望鏡」である。OPのサビ「ドキドキ!?冒険は動機づけがすべてさ!ドッキリさせる刺激を見たいの♪」は聴いた覚えがあるのではないだろうか。EDのAメロである「謎掛けのように世界地図を解明したところ押し並べて遠方が近く感じられる♪」も有名である。
お決まりの食事シーンでのリョウタ役の国宗薫子さんとイーグレアス役の鈴木かんたろ~さんのアドリブシーンは毎回視聴者の楽しみの1つで、ハヤト役の本田たか子さんもブース内で笑いを堪えるのに必死だったという楽しいエピソードもマシナロイドが名作と呼ばれるのに一役買っている。
この冬のお供に熱い勧善懲悪ロボットアニメ、爆激!マシナロイド!を視聴してみてはどうか。
そんなもんねえよ。